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宮城県加美郡色麻町大字上新町117-37
0229-25-7871

Biocleansystem

バイオクリーンシステムとは

当社販売のバイオクリーンFタイプは、下水施設がなく、放流する側溝・河川がない場所でも、コンパクトな施工で合併浄化槽が設置を可能にする敷地内処理装置です。
このシステムは富士山頂のトイレに使用されている設備と同様の方法で、土壌にいる微生物を利用し、排泄物である有機物を醗酵分解し最終的に水と炭酸ガスにします。

【BOD】Biochemical Oxygen Demand

(生物化学的酸素要求量)
水の汚染度を表す指標のひとつ。細菌が水中の有機物を分解するときに消費される酸素の必要量をppmで表したもので、汚染度が進むほど数値が高い。


【ppm】Biochemical Oxygen Demand

PartsPerMillion
100万分の幾つにあたるかを示す言葉。
1ppmは、1mg/l


バイオクリーン・Fタイプについて

新しくなったバイオクリーンシステム・Fタイプについて、その特徴をご紹介します

より強く

構造体には、土圧に強い有孔プレスト管を新たに採用。
円筒形なので周囲の土圧に均等に対抗します。

より速く

現場での施工手間が減り、施工時間も短縮。
5・7人槽兼用タイプでは約半日で施工完了OK!!

より綺麗に

従来のバイオクリーン剤に、水の浄化で定評のある牡蛎(カキ)殻(宮城県南三陸産)を特殊加工し混入。

よりシンプルに

槽内には、バイオクリーン剤のほかに検水管とエアリフトポンプだけというシンプルさ。 (エアリフト仕様)

よりコンパクトに

5・7人槽用(標準仕様)で設置全高1,350mm。
10人槽用以上では、1,750mmを実現。(最低寸法)

※槽本体寸法が有効浸透寸法だったシステムⅢに対し、 システム・Fタイプでは砂利埋め戻し層も含めた有効浸透寸法となっております。

【牡蛎(カキ)殻】
牡蛎(カキ)殻には、酸性水の中和(PH調整)機能の他に、主成分(炭酸カルシウム)による汚れの吸着・分解が見込めます。

エアリフト方式とは

システムⅢで採用され、システム・Fタイプでさらに洗練された 「エアリフト方式」について説明しています。
エアリフトポンプはブロワからの空気を利用して水を持ち上げ上部から散水するシステムです。
(放流ポンプ付きでない合併浄化槽用)

実用新案(登録3104367号)

特  許(特許第3878186号)

システムⅢからシステム・Fタイプへの変更にあたり、使用部材の見直しで、よりシンプルな部品構成となりました。
そのため、従来型のように現場での高さ調整(配管切り詰め作業)が無くなり、施工時間の短縮に繋がりました。

施工手順

新しいシステム・Fタイプは5・7人槽兼用タイプで施工に必要な時間はわずか半日。
バイオクリーン(システム・Fタイプ)の施工手順について説明します。
新しくなったFタイプは、現場での加工手間が減り、施工時間の大幅な短縮を可能にしました。

販売店・設備業者様各位

施工前に、ご確認ください‼

バイオクリーン 設置後、正常な機能を維持するためには保守管理が必要となります。
弊社へ保守点検管理をご依頼時、必要な条件を満たして頂く事で、
10年間のメーカー保証
をしております。

※設置業者様の施工後のトラブルを未然に防ぐためにも、施主様へその旨をお伝えいただき、保守管理業務の手配をお願い致します。

詳細等につきましては、弊社担当までお問合せください。


施工前の確認事項

設置条件についての確認

バイオクリーンシステムを含む敷地内処理装置については、各市町村で設置基準が設けられている場合がございます。
施工の前に今一度下記の項目について配置の確認を行なって下さい。

① 地下水位が槽本体の設置高+200mm以下であること。
② 敷地境界線及び建築物や井戸その他の水源からの離れ、その他の項目については、各市町村の指導要綱/基準に従う。
③ 日照・通風が良好で雨水等が流入するおそれのないこと。
④ 崖面近くに設置する場合は下図を参考にして下さい。









設置位置を確認し、位置出しを行ないます。 掘削寸法通りに掘削します。 コンクリート製平板設置
ワンポイント ワンポイント
 
掘削した壁面や底面の状態を良く確認して下さい。
土質が粘土質の時や湧水がある場合は、後の浸透不良の原因になりますので注意が必要です。
そのまま埋設せず、まずは施工管理者にご相談下さい。
平板は付属の300角の物を使用。
中心より100~150mm間隔で均等に設置し、4枚の水平状態を確認して下さい。

止水シート設置(重力浸透防止) 体設置・流入配管接続状況 バイオクリーン剤充填
ワンポイント
バイオクリーン剤は、散水管の下端までを目安に充填して下さい。

バイオクリーン剤充填完了 砂利埋め戻し 砂利埋め戻し完了
ワンポイント ワンポイント
埋め戻し剤は、25mm程度の砂利又は5号砕石を使用して下さい。
C40-0等では締まりすぎて浸透し難くなるおそれがあります。
砂利による埋め戻しは、マンホール枠下端を目安に、後工程のブロワ配管がやり易い高さにして下さい。

ブロワ配管(VP13φ)接続 止水シート設置(雨水流入防止) 嵩上げ材設置
ワンポイント
仕上がり高に合わせて、嵩上げ材で高さ調整して下さい。

表土埋め戻し(標準仕様) 表土埋め戻し(駐車場仕様)
スラブコンクリート砕石転圧
スラブコンクリート型枠・配筋
ワンポイント
標準仕様の場合は、止水シートから仕上がり面までは発生土での埋め戻しも可能です。

スラブコンクリート打設完了







人槽別規格概要

新型のシステム・Fタイプの人槽別規格概要を 一覧表で確認出来ます。

設置条件についての確認

Fタイプの企画概要、商品構成をまとめました。エアリフト仕様は30人槽までの対応となります。
それ以上の人槽については、放流ポンプが付帯されている浄化槽を前提として設計しております。

規格概要表


人   槽 仕  様 バイオクリーン槽寸法
L X W X H 【※】( m )
本体基数 有効浸透
面積(㎡)
発生水量
(リットル/日)
処理水量
(リットル/日)
5~7人槽 歩行者仕様 1.20×1.20×1.35(1.63) 1 5.424 1,400 1,607
(BC・F-7型/1ユニット) 駐車場仕様 1.20×1.20×1.45(1.65)
8~10人槽 歩行者仕様 1.20×1.20×1.75(2.03) 1 7.344 2,000 2,342
(BC・F-10型/1ユニット) 駐車場仕様 1.20×1.20×1.85(2.05)
11~20人槽 歩行者仕様 3.20×1.20×1.75(2.03) 2 13.464 4,000 4,244
(BC・F-10型/2ユニット) 駐車場仕様 3.20×1.20×1.85(2.05)
21~30人槽 歩行者仕様 5.40×1.20×1.75(2.03) 3 20.196 6,000 6,216
(BC・F-10型/3ユニット) 駐車場仕様 5.40×1.20×1.85(2.05)
31~40人槽 歩行者仕様 7.60×1.20×1.75(2.03) 4 26.928 8,000 8,118
(BC・F-10型/4ユニット) 駐車場仕様 7.60×1.20×1.85(2.05)
41~50人槽 歩行者仕様 9.80×1.20×1.75(2.03) 5 33.660 10,000 10,159
(BC・F-10型/5ユニット) 駐車場仕様 9.80×1.20×1.85(2.05)

※槽寸法 Hの( )内寸法は、嵩上げを使った場合の最大寸法です。
※商品の構成・数量・仕様等は、当社及び部材メーカー等の事情により、予告なしに変更になる場合があります。

保守管理について

バイオクリーン・Fタイプの機能を正常に保つための保守点検時のポイントを、写真を用いて説明いたします。
バイオクリーン施工後、正常な機能を発揮する為には定期的な保守管理が必要です。
当社では、バイオクリーン槽はもちろん、浄化槽の保守点検も承りますので、お気軽にお問合せ下さい。

販売店・設備業者様各位

施工前に、ご確認ください‼

バイオクリーン 設置後、正常な機能を維持するためには保守管理が必要となります。
弊社へ保守点検管理をご依頼時、必要な条件を満たして頂く事で、
10年間のメーカー保証
をしております。

※設置業者様の施工後のトラブルを未然に防ぐためにも、施主様へその旨をお伝えいただき、保守管理業務の手配をお願い致します。

詳細等につきましては、弊社担当までお問合せください。


維持管理上のお願い

  • 浄化槽、バイオクリーン槽の上に物を置かないで下さい。
    標準仕様の場合、マンホールの上に自動車等を駐車させないで下さい。本体破損の原因になります
  • 浄化槽、バイオクリーン槽に雨水や水道水を大量に流入させないで下さい
  • 浄化槽、バイオクリーン槽の蓋(ふた)を開けたままにしないで下さい
  • 浄化槽、バイオクリーン槽のの電源は絶対に抜かないで下さい
  • バイオクリーン剤(チップ)を他社のものと入れ替えないで下さい





バイオクリーン周辺の状況確認
ブロワの点検
バイオクリーン内部の確認状況
バイオクリーン槽の傾きや槽周辺の陥没など、不具合がないか確認します。
ブロワの稼働状況を確認します。
(異常な音・振動・熱の発生・有無の確認)
ダイヤフラムの磨耗確認、フィルターが汚れている場合は清掃または交換します。
マンホールを開けて、内部の状況確認をし、配管の異常やエアリフトポンプの稼働状況を確認します。

槽内水位の確認 エアリフトポンプの清掃 バイオクリーン剤の点検・補充
検水管のフタを外し、検水管内部の水位の確認 をします。
ホースを利用した水圧にてエアリフトポンプ内部の汚れを落とします。
(エアリフト内より異物を除去する。)
スコップ等を使用して、槽内のバイオクリーン剤の天地換えを行ないます。
またバイオクリーン剤の量が減少している場合 には、バイオクリーン剤の補充をして下さい。







保証について

バイオクリーンシステムは必要な条件を満たして頂く事で、10年間の機能保証と3年間の槽本体の保証をしております。
その保証内容・免責事項も含めてご案内いたします。

保証期間

機   能 使用開始日より10年
槽 本 体 使用開始日より3年
ブロア及びポンプ 製造元の保証内容の通りとする

免責事項

  • 弊社もしくは弊社指定工事店による施工ではないとき。
  • 弊社もしくは弊社指定保守管理業者と保守管理契約を締結しないとき。
  • 浄化槽からの流入水量が設計水量異常のとき。
  • 地下水が原因による機能不全のとき。
  • 流入水水質が BOD20ppm 以上のとき。
  • 土質が2.5x10-4cm/sec以下の透水係数のとき。
  • 過荷重により棄損故障したとき。
  • 天災・地変等により棄損故障したとき。
TEL 0229-25-7871

〒981-4131 宮城県加美郡色麻町大字上新町117-37

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